「私」(今だけ、金だけ、自分だけ)が「公」(政治・行政)を取り込んで、オトモダチ企業への富の集中と多数の人々の貧困化が進められている中、それを是正するのは「共」(共生システム)の役割である。
「共」の代表格は協同組合(生協、農協、漁協、労働組合など)であり、「私」による、農産物や労働を買い叩き、製品は高く売り、中間マージンを大きくする行動を抑制し、農家や働く人にはより高い価格・賃金を、消費者にはより適正な価格での販売を可能にし、社会全体の利益を増やすことができるのが協同組合である。
生協の「共」の役割に期待する
2022年8月4日